Radicale CalDAV/CardDAV
Radicale CalDAV/CardDAV とは:
Radicale は、小規模ながら強力な CalDAV(カレンダー、ToDo リスト)および CardDAV(連絡先)サーバーで、次の特長があります。
- CalDAV、CardDAV、HTTP を通じてカレンダーと連絡先リストを共有できます。
- イベント、ToDo、ジャーナル項目、名刺データを扱えます。
- 複雑なセットアップや設定なしで、そのまま動作します。
- 認証によるアクセス制限が可能です。
- TLS による安全な接続に対応します。
- 多くの CalDAV / CardDAV クライアントで利用できます。
そのため BlueOnyx 上で利用できると非常に便利です。インストールして有効化すると、すべてのユーザーが GUI からアドレス帳やカレンダーを作成・管理できるようになります。これらは CalDAV および CardDAV をサポートするメールクライアントや、PC、Mac、モバイル端末上のサードパーティ製カレンダーアプリからも利用できます。
Radicale の GUI 統合:

この GUI ページでは、サーバー管理者が Radicale サーバーを有効化し、その設定を行えます。有効化されると、Radicale の CalDAV/CardDAV 機能はサーバー上のすべてのユーザーに提供されます。
Radicale CalDAV/CardDAV ユーザー画面:

ユーザー向けの Radicale CalDAV/CardDAV 管理画面は、「Personal Profile」 / 「CalDAV/CardDAV」にあります。これは全ユーザーが利用できる GUI ページです。もちろん Radicale サーバーが無効化されている場合、関連 GUI 要素は非表示になります。サーバー側で Radicale が有効化されている場合は、次のような表示になります。

ここでは利用可能なアドレス帳とカレンダーが表示され、作成、バックアップ、復元も行えます。また「Radicale GUI」というボタンがあり、Radicale 自身が提供する基本 GUI にアクセスすることもできます。
アドレス帳の作成:

カレンダーの作成:

コレクション管理:

ユーザーがアドレス帳やカレンダーのコレクションを持つようになると、さらに多くの管理機能が利用可能になります。最初のボタンはポップアップを開き、そのコレクションが利用できる URL を表示します。この URL はサードパーティアプリとの連携に必要です。アクセスは、そのユーザー自身の認証情報(ユーザー名とパスワード)で保護されます。残りのボタンでは、コレクションの編集、バックアップからの復元、バックアップ作成・ダウンロード、削除を行えます。

Radicale のデータ保存場所とバックアップ:
Radicale サーバーはコレクションを /var/lib/radicale/collections/collection-root/<username>/<collection-UUID> に保存します。
BlueOnyx GUI で作成したコレクションのバックアップは ~username/.radicale/<collection-uuid>.tar.gz に保存されます。
サーバー管理者は、シェルで 'root' として次のスクリプトを実行することで、全ユーザーのコレクションをバックアップ/復元できます。
/usr/sausalito/sbin/radicale_backup_all.pl /usr/sausalito/sbin/radicale_restore_all.pl
BlueOnyx での提供状況:
この機能は 2023 年 7 月初頭以降、BlueOnyx 5210R および 5211R に標準搭載されています。
現時点では BlueOnyx 5209R 向けの提供予定はありません。
スポンサー各社への謝意:
この機能は、以下の企業各社による寛大なスポンサー支援によって BlueOnyx に実装されました(アルファベット順)。
- BB-ONE.net GmbH
- blackpoint GmbH
- PRIMOS Datensysteme GmbH
- Maxxnet.de
- Virtbiz.com
心より感謝いたします。