Mailman
Mailman を統合している最後の BlueOnyx バージョンは BlueOnyx 5210R です。それ以降のリリースには Mailman やメーリングリスト機能は組み込まれていません。
EL9 / EL10 向け Mailman RPM が存在しない理由
これは BlueOnyx 固有の判断ではなく、上流側エコシステムの変化によるものです。
- Mailman 2.x は BlueOnyx が従来統合していた系統ですが、すでに end-of-life で上流保守が終了しています。
- Enterprise Linux 系ディストリビューション(EL9 / EL10、AlmaLinux、Rocky Linux、RHEL など)は Mailman 2.x パッケージを提供しておらず、新規採用もしていません。理由はセキュリティ、Python バージョン、保守負荷の問題です。
- Mailman 3 は全面的な再設計であり、単純な置き換えではありません。
- 複数コンポーネント(Mailman Core、Postorius、HyperKitty)が必要です
- モダンな Web アプリケーション基盤(Django)に依存します
- BlueOnyx が従来前提としてきた Mailman 2 / Sendmail / Postfix の構成にそのまま適合しません
そのため、EL9 や EL10 向けに BlueOnyx がサポート可能で安全な Mailman RPM を提供するには、メーリングリストサブシステム全体の再設計が必要になります。
現在の方針
- BlueOnyx は EL9 以降のリリースでは Mailman を含みません。
- BlueOnyx から提供される EL9 / EL10 向け 公式 Mailman RPM は存在しません。
- EL8 ベースの BlueOnyx 5210R より新しい BlueOnyx では、メーリングリスト機能は 事実上非推奨 と位置付けています。
現在もメーリングリスト機能が必要な場合は、外部システム(たとえば専用の Mailman 3 サーバーやホステッド型メーリングリストサービス)で運用し、必要に応じて SMTP レベルで連携することを推奨します。